ミラノ霧の風景―須賀敦子コレクション (新書)
出版社/著者からの内容紹介
イタリアで暮らした遠い日々を追想し、人、町、文学とのふれあいと、言葉にならぬため息をつづる追憶のエッセイ。講談社エッセイ賞、女流文学賞受賞。
【本文より】
ミラノに霧の日は少なくなったというけれど、記憶の中のミラノには、いまもあの霧が静かに流れている。
内容(「BOOK」データベースより)
記憶の中のミラノには、いまもあの霧が静かに流れている―。ミラノをはじめ、各地で出会った多くの人々を通して、イタリアで暮した遠い日々を追想し、人、町、文学とのふれあいと、言葉にならぬため息をつづる追憶のエッセイ。講談社エッセイ賞、女流文学賞受賞。
渋谷 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
アタシ生きていなくていい?電話の向こうでエミはそう言った。眠ったようなおだやかな声だった。『東京漂流』から23年。地の漂流者、藤原新也が書き下ろすあらたなる都市の伝説。
内容(「MARC」データベースより)
アタシ生きていなくていい? 電話の向こうでエミはそう言った。眠ったようなおだやかな声だった…。異なる2人の少女そして1人の元少女の記録。地の漂流者が書き下ろす、あらたなる都市の伝説。
春宵十話 随筆集/数学者が綴る人生1 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
数学は論理的な学問である、と私たちは感じている。然るに、著者は、大切なのは情緒であると言う。人の中心は情緒だから、それを健全に育てなければ数学もわからないのだ、と。さらに、情操を深めるために、人の成熟は遅ければ遅いほどよい、とも。幼児からの受験勉強、学級崩壊など昨今の教育問題にも本質的に応える普遍性。大数学者の人間論、待望の復刊。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
岡 潔
1901年、大阪市生まれ。京都帝国大学卒業。その後フランスに留学し、生涯の研究課題となる「多変数解析函数論」に出会う。後年、その分野における難題「三大問題」に解決を与えた。’49年、奈良女子大学教授に就任。’60年、文化勲章受章。’63年に毎日出版文化賞を受賞した「春宵十話」をはじめ、多くの随筆を著した。’78年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
二十一世紀に生きる君たちへ (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
「子どもは何をしなくてはならないのか?」「人は何のために生きるのか?」その答えが、司馬遼太郎の肉声で聞こえてきます。二十一世紀を迎えた、日本人のすべてに語りかける心のメッセージ。むだのない、考え抜かれた名文が私達の感動をよび起こします。
内容(「MARC」データベースより)
小学校国語教科書に収められた「二十一世紀に生きる君たちへ」「洪庵のたいまつ」を収録。子どもは何をしなくてはならないのか? 人は何のために生きるのか? その答えが司馬遼太郎の肉声で聞こえてくる。
対訳 21世紀に生きる君たちへ (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
司馬遼太郎が小学校用教科書のために書き下ろした「21世紀に生きる君たちへ」「洪庵のたいまつ」および小学国語編集趣意書「人間の荘厳さ」を対訳で収めた新しい時代への道しるべ。
内容(「MARC」データベースより)
いつの時代になっても人間が生きていく上で欠かすことのできない心構えがある。小学校国語教科書に収められた「21世紀に生きる君たちへ」「洪庵のたいまつ」および小学国語編集趣意書「人間の荘厳さ」を英文対訳で収録。
猫にかまけて (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
写真と文章で綴る、猫たちとの暮らし
どうでもいいようなことで悲しんだり怒ったりしているとき、彼女らはいつも洗練されたやりかたで、人生にはもっと重要なことがあることを教えてくれた。<あとがきより>
内容(「BOOK」データベースより)
どうでもいいようなことで悲しんだり怒ったりしているとき、彼女らはいつも洗練されたやりかたで、人生にはもっと重要なことがあることを教えてくれた。写真と文章で綴る、猫たちとの暮らし。
モオツァルト・無常という事 (文庫)
メタローグ
小林秀雄(1902―83)の半世紀を越える批評活動の中で、戦時中に執筆された本書所収の一連の短いエッセーは、とりわけ忘れ難い。初期の「ランボオ」の衒学的な文章や「様々なる意匠」の頃のポレミックな批評とはまた異なり、日本の古典を素材にした文章は静かな緊張感に包まれている。とりわけ西行や実朝といった歴史上の登場人物の輪郭を、あたかも今そこに生きているように描き出す手腕は並ぶものがない。それは同時代に書かれた保田與重郎の古典論とは似て非なるものだ。「モオツァルト」は戦時中に構想、戦後発表された天才論で、戦争の危機の中で宿命の音を聴く著者の姿勢は一貫している。(宮川匡司)
『ことし読む本いち押しガイド2000』 Copyright© メタローグ. All rights reserved.
内容(「BOOK」データベースより)
小林批評美学の集大成であり、批評という形式にひそむあらゆる可能性を提示する「モオツァルト」、自らの宿命のかなしい主調音を奏でて近代日本の散文中最高の達成をなした戦時中の連作「無常という事」など6編、骨董という常にそれを玩弄するものを全人的に験さずにはおかない狂気と平常心の入りまじった世界の機微にふれた「真贋」など8編、ほか「蘇我馬子の墓」を収録する。
渋谷 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
アタシ生きていなくていい?電話の向こうでエミはそう言った。眠ったようなおだやかな声だった。『東京漂流』から23年。地の漂流者、藤原新也が書き下ろすあらたなる都市の伝説。
内容(「MARC」データベースより)
アタシ生きていなくていい? 電話の向こうでエミはそう言った。眠ったようなおだやかな声だった…。異なる2人の少女そして1人の元少女の記録。地の漂流者が書き下ろす、あらたなる都市の伝説。
目白雑録 (ひびのあれこれ) (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
マッチョな作家のお馬鹿な発言、「オヤジ」的言説のあまりの的外れ……。辛辣な批評眼においては比類のない小説家が、卓抜な「ボン・サンス(常識)」を縦横無尽に働かせて世情をメッタ斬り!『一冊の本』の大好評連載、待望の単行本化。
内容(「BOOK」データベースより)
比類なく辛辣。無類に滑稽。素敵に過激。馬鹿と闘う格闘家、金井美恵子の稀代の批評眼冴える日々のあれこれ。共感!思わず膝打つ、痛快エッセイ集。
見仏記 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
小学生から詳細なスクラップブックを作っているほど仏像に魅せられてしまったみうらじゅんが、仏友・いとうせいこうを巻き込んだ、抱腹絶倒の見仏珍道中記。みやげ物にまで目配りを怠らない充実の一冊。
内容(「BOOK」データベースより)
小学生時代から、詳細なスクラップブックを作ってしまうほど、仏像に魅せられてしまったみうらじゅんが、仏友・いとうせいこうを巻き込んで、二人の“見仏”珍道中が始まった!セクシーな如意輪観音に心を奪われ、千手観音のパフォーマンスに驚愕し、十八神将像の逆立った髪型を考察する。さらに、みやげ物にまで、目配りを怠らないという、充実ぶり。抱腹絶倒の見仏珍道中記、待望の文庫化。